今までギターを購入しては売り、購入しては売ってきました。
その中でギター売却のノウハウも溜まってきたので自分用のメモも兼ねて記します。
結論
手っ取り早く結論を書くと、おすすめのギターの売却方法は価格帯ごとに変わります。
ロープライス(10万円未満):楽器屋・リサイクルショップの買取 or フリマアプリ
ミドルプライス(10万〜20万円台):フリマアプリ
ハイエンド(30万台〜):楽器屋の委託販売
正直全てのケースにおいて単純な売却額が一番高くなるのはフリマアプリです。
ただし、それは全ての取引が理想的に完了した場合の話です。
フリマアプリは魔境だと思った方が良いです。最近は海外の転売業者なども紛れ込んでいるので本当に注意が必要です。
私は過去に30万以上のギターで、振込みをすっぽかされたり、購入数ヶ月後に文句を言われた経験から
避けられるならフリマアプリは避けていますし、ハイエンドギターは基本的に委託販売を使っています
メルカリなどのフリマアプリ
近年最も人気のある売却方法ではないでしょうか。ただし買う気のないコメントへの対応や売却後のトラブル、売れる時期が読めないなどなど面倒なことも多いです。
メリット
- どの手段よりも高く売れる可能性がある
- 発送までの手続きが簡単
デメリット
- 値下げ交渉の嵐
- トラブル対応は全て自分でやる必要がある
- 梱包資材の入手が結構面倒
リサイクルショップの買取
楽器を専門としていないショップが多いので査定金額は低くなりますが、対応がスピーディなことが多いです。スピードを求める場合はおすすめです
メリット
- スピード:すぐに連絡が来て、出張買取まで対応しているところが多い
- 梱包資材・送料などを相手が負担してくれる
デメリット
- 買取価格が低い:ネットですぐに相場も調べられるとはいえ、楽器屋買取よりだいぶ下になることが多いです。
楽器屋の買取
楽器の買取のプロなので安心して売却することができます。しかし当然ながら買取金額はフリマアプリ等に比べると低くなりがちです。
メリット
- 相場をしっかり知った上で対応してくれる
- 一部の店では出張買取も対応
- 梱包資材・送料などを相手が負担してくれる
デメリット
- フリマアプリ等に比べると安い
- リサイクルショップ等に比べると査定・入金に時間がかかることがある。
楽器屋の委託販売
委託販売の形をとって楽器屋にギターを預け、他の商品と同じように店頭に並べて売ってもらう方法です。売却時に20%前後の手数料が取られますが、プロによるメンテナンス&写真撮影もセットになっているので高級なギターを売る場合はこれ一択だと考えています
メリット
- プロによるメンテナンス & 写真撮影
- 買取より高く売れることが多い
デメリット
- 売れる期間が読めない
- 手数料はちょっと高め
- 一定価格以上のギターでないと取り扱ってくれないことが多い
まとめ
売却方法に関してメリット・デメリットを見てきました。
ギターは発送サイズが大きくなるため梱包資材の用意・送料などでコストがかさみます。
低価格帯のギターの場合、売却額の大部分が送料や手数料で消えてしまう可能性もあるので楽器屋やリサイクルショップでの買取がおすすめです。手渡しなどで送料を無視できるのであればフリマアプリの利用もいいでしょう。
中価格帯になると、売却額がフリマアプリの手間に見合ってきます。楽器屋の買取価格が低くなりがちな価格帯でもあるので積極的にフリマアプリを活用しても良いでしょう。
高価格帯の場合、高額なだけにちょっとした傷などがトラブルになりがちです。プロによる手厚いサポートを受けつつも、買取より高額に売れる可能性がある委託販売が良いでしょう。
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