Ibanezが満を持して発売したヘッドレスシリーズのレビューです
もう旬は過ぎた感がありますが、それゆえに発売当時よりも店頭でみかけることも増え、現実的な選択肢として検討している方も多いのではないでしょうか?
発売当時は本当に即売り切れで全然実物見れなかったですよね…
私は6弦 Ibanez Q54と7弦のIbanezQX527両方とも所有経験があるためそれぞれのレビューを書いていきます!
Ibanez QX527 使用レビュー
https://www.ibanez.com/jp/products/detail/qx527pb_1p_01.html
めちゃくちゃ軽い
私の個体は2.0kgぴったりぐらいでとても軽かったです。軽いギターマニアとしてはもうこのポイントだけで即買いでした。
市場に出回っているロングスケールのギターで2.0kgになるものは他にはStrandbergぐらいしか知りません。Strandbergでも木材やハードウェアの組み合わせによって2.5kgになるものもあるので2.0kgというのは本当に貴重です
実は後述する6弦版より軽いも驚きです。これはピックアップ数やネックの薄さも関係しているのかもしれません。
私は一度デジマートで1.9kg台の個体を見かけたことがあるので本当に軽いギターが欲しい方は要チェックです
弾き心地
Ibanez RG系に近い薄いネックのおかげでAZシリーズよりも従来のIbanezファンが馴染みやすいのではないかと思います。テクニカルプレイのためのギターと言った感じです
またスラントフレットは最初こそ戸惑いますが驚くほどすぐに馴染むと思います
サウンド
サウンドは主観が大きく入り込む部分なので私のレビューでは深く入りませんが
万能系です。見た目に反してメタル以外も全然使えます
弦交換・チューニング
ヘッドレスに関してはハードウェアがまだまだ発展途上なところがあるのか色々問題に上がることが多いです。Qシリーズはこの点はとてもうまくやっていると思います
Strandbergのチューニングノブはトルクがめちゃくちゃ重いことで悪名高いですが
こちらはそんなことはなく普通に指で回せますし、細かい調整も可能です。
Hipshot系のハードウェアに近いので、市場に出回っているものだとKieselやBacchusのヘッドレスギターと同じような触り心地です。
またヘッド側の留め具もちゃんと弦を固定してくれています
ただ一点、長く使ってから気づいたことですがナットとヘッドの留め具までに結構な角度がついています
StrandbergやKieselなどの他のヘッドレスだともっと緩い角度なのですが、この角度のせいで
弦交換時に弦を通しにくいです。(コツをつかめば良いのですが)
角度をつけているのは色々な理由があるのでしょうが、弦交換のしやすさという点ではここだけが本当に残念です。
Ibanez Q54 使用レビュー
https://www.ibanez.com/jp/products/detail/q54_1p_01.html
意外と重い…?
IbanezのNyatohボディギターはヘッドありでもとても軽い個体があるのでQ54も2.0kg台がデフォルトぐらいに思っていたのですが、意外と2.4kg前後の個体が多いです。
これはネックが太めに作られている & ピックガード & ピックアップ3つ搭載などなど装備が7弦版よりも多いからかなと勝手に思っています
とはいえ世間一般のギターからすると別次元の軽さなので普段軽いギターを弾いていない方は感動する軽さだと思います
ストラト的な使い心地
引き心地もサウンドの特徴もSSHのストラト的に使えるギターになっています。
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